ペット保険の歴史と現状

ペット保険の歴史と現状

日本にペット保険が始まったのは、そう古いことではありません。イギリス、カナダ、オーストラリアなどの国々には以前からあった保険です。
最近は日本でもペットブームとなり、銀行や大手スーパー、保険会社等のペット保険が知られるようになりました。
イギリスにおいては、すでにペット保険加入率が15%となっていますから、ペット保険先進国といっていいでしょう。

日本でのペット保険の歴史は、十数年前という新しいものです。
始まった当初は、共済という形で始められました。
ペットを飼うことが多くなった時代にできた共済ですから、獣医師協会等も積極的に乗り出したペット保険ですが、様々な問題等も積み上がり、たくさんの共済がそのサービスを停止してしまいました
。獣医師と動物病院、またペット保険を行う会社との話が暗礁に乗り上げ、そのままになってしまった・・・という苦い思い出があります。

私たちが知らずにいただけで、ペット保険というのは共済という形で存在し、以前からあったものでしたが、ペット保険というものに対する意識が低く、またその制度もしっかり確立されたものではなかったので、いつの間にかなくなっていった・・・という歴史がありました。
しかし、現在は、少子高齢化という時代の背景もあり、イギリスなどのペット先進国と同じように、ペットに対しての向き合い方が変化しました。

各自治体によっては動物愛護関連の条約を独自で決定するなど新しい動きもありますし、法の整備なども進められていますから、少しずつ、ペット先進国に近づいてきた・・という感があります。
しかし、以前、ペット保険立ち上がりのころ、そのまま立ち消えになってしまったという過去の歴史がありますから、獣医師会なども慎重な態度があることは確かです。

しかし、ペットがこれだけ飼われるようになり、また飼い主の意識も、「飼い主」ではなくパートナー、ファミリーとしてペットを見るようになってきているので、少しずつ、獣医師とペット保険会社のネットワークが広がっているようです。
この先も、ペットができるだけファミリーの一員として安心して長生きできる環境を作り出すために、ペット保険はどんどん進化していくでしょう。

ペット保険が出てきたことで、飼い主の負担が少なくなり、動物病院とペットとがより近い関係になりつつあります。
飼い主の医療費負担の軽減と、ペットの健康、ペット保険は様々な部分で注目されています。